習志野ソーセージの歴史

伝承の地千葉県千葉郡幕張町実籾(現・習志野市東習志野)には、1915年(大正4年)9月から1920年(大正9年)1月までの間、第一次世界大戦中に日本の捕虜となったドイツ兵約1000人が収容されていた「習志野捕虜収容所」がありました。大正7年、高栄養価食品としてソーセージに注目していた当時の農商務省は、ドイツ国内でソーセージ職人だったカール・ヤーン氏ら5人が、実際に収容所内でソーセージを製造している事を知り、千葉市に新設された農商務省畜産試験場の飯田吉英(ヨシフサ)技師を収容所に派遣し、カール・ヤーン氏達からソーセージ製造の秘伝を公開してもらいました。

このソーセージ製造技術が、農商務省が開催した講習会を通じ、日本全国の食肉加工業者たちに伝わっていく事になったのです。この事から、習志野市は「日本のソーセージ製法 伝承の地」といわれるようになりました。

習志野市

習志野商工会議所では、約100年前にドイツ式ソーセージの製造法が習志野市内で伝えられたという歴史的事実とそのレシピをもとに、「習志野ソーセージ」を有力な地域ブランド(ご当地グルメ)として育てあげ、地域活性化を図ることを目的に事業を行っています。

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