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第五回「支出金額の管理」

 皆様、こんにちは。

 今回は毎月の「支出金額」の管理についてご説明し、合わせて「借入金返済予定表」や「支払一覧表」の形式もご紹介していきたいと思います。

 会社の業務が軌道に乗ってくると、売上が増えるにともなって、支払も増えてきます。

銀行からの借入金の返済も生じることでしょう。

 この「支出金額」の管理をキチンとしてないと、突然、銀行から残高不足の連絡がきてビックリすることになりかねません。預金の残高をちゃんと管理することが重要です。

   
  ポイント

 銀行の口座からの引落はその銀行の借入返済が一番最初です。その時点で残高がなくなると、税金や社会保険等の引落が出来なくなります。

1.会社の締日、支払日を決めておくこと

 会社宛にいろいろな請求書が来るようになったら、請求書の「締日」とその「支払日」を決めるようにしましょう。おつきあい上、決まり通りに行かないことも多々あるとは思いますが、決まりを作っておくことは大切です。

 仕入先にとっても、支払日がハッキリしていて、毎月きちんと支払がされると信頼感が増します。

 「締日」、「支払日」の例としては

(1)毎月15日までに到着した請求書を翌月末日に支払う。

(2)月ごとに締めた請求書を、その翌月末日に支払う。

などが考えられます。

 請求書をもらった時点で、自分の会社の支払日を相手方に知らせておくといいでしょう。

 なんらかの理由で決めた期限までに支払いが出来ないときは、必ず相手方に通知しましょう。当てにしていた入金がないと困るのはどこの会社も同じです。

 「仕入先」「得意先」ともに誠意をもって接しましょう。

2.「支払一覧表」と「借入金返済予定表」の作成。

請求書が多くなってくると、支払いの事務が煩雑になってきます

 ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、「支払一覧表」を作成すると、間違いがなくなります。合わせて「借入金返済予定表」も作成しておきます。雛形をエクセルで作成してありますので、ダウンロード(Excel98)してみて下さい。

 「支払一覧表」の合計額と「借入金返済予定表」のその月の返済合計額が、その月の「支出金額」です。

 今回は形式だけ載せてあります。パソコン上で使用するには、計算式も入れておくといいでしょう。

3.「資金繰り」を考える

 「資金繰り」というと難しい感じがするかも知れませんが、要するに「『売上』があがっていても、『お金』がないと『支払』が出来ないので気をつけましょう」ということです。

 現金商売の場合、売上と入金が一致していますので、仕入れの支払いに窮するということはあまりないでしょう。

しかし、売上が掛売上(後払い)である場合、仕入先への支払いが先に生じます。売掛金の回収(入金)に時間がかかると、仕入先への支払いに困ることとなります。

 営業活動の際には、売上の実績を上げることだけでなく、ちゃんと入金の予定まで考えましょう。

 今回は、「支出金額」の管理についてご説明致しました。

 次回は、今回雛形をつけておいた「支払一覧表」と「借入金返済予定表」にエクセルで計算式を設定した『完全版』を作成し、その記入方法についてご説明します。

 注文をもらった時点で安心しないで、入金の予定日を確認しておきましょう。

資金繰りを考えてると、損になる取引もあります。

 売上のための仕入れで資金が流出し、その回収としての入金がはるか先となるような取引は、資金繰りを十分に考えてから取引をしましょう。