皆さん、こんにちは。今回は「伝票」「証憑」の整理についてご説明します。 1.番号で整理する (1)はじめに (2)番号の付け方 |
ポイント
「証憑」はまっさらな状態で残す必要はありません。
自分が探しやすいように、自由に番号は設定しましょう。 |
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2.何の為に同じ番号を付けるのでしょう? 「伝票」「出納帳」「証憑」に同じ番号が付けてあると、その経理処理の内容を確認するときにとても便利です。例えば、「出納帳」をみて科目名や内容に疑問点が後で生じたときにその番号で探せば、すぐにもととなる「証憑」を見つけることができます。経理処理(科目名など)に迷ったときも以前の証憑から「帳簿」で処理が簡単に確認できます。みなさんも何ヶ月も経ってから社長さんや顧問税理士から「これ何?」と聞かれて元の領収書や出金伝票を探すのに苦労したことがあるのではないでしょうか? 3.いつ番号は付けたらいいのでしょう? (1)パソコンに入力するなら (2)出納帳を書いているなら 4.気楽にやりましょう! 番号の付け方には神経質になる必要はありません。同じ番号が2つや3つになってしまっても、付けてないよりずっと便利です。番号がとんでいても何の問題もありません。番号を付けるのはひとつの目安にすぎません。まずはやってみて下さい。 今回は、日々の処理についてご説明しました。次回は月次処理にかかる書類の整理についてご説明します。
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番号を付けておけば、慣れれば税理士も自分で探せるので、もうひと手間、省けるでしょう。
パソコン入力している場合は、必ず入力が済んでいる印を証憑や伝票に付けましょう。 証憑の綴じ方については第1回でご説明しています。 |